旅×ノマド起業家の仕事の道具が興味深い。日本のスタバでノマドワークするあなたも参考にしよう。

    

「旅×ノマド起業家の旅の持ち物リスト(必ず持っていくもの)が合理的すぎてワクワクする件」の続きで、電子機器編だ。パスポートやビザ、キャリーバックや海外旅行保険というのは必ず持っていくものだけど、それだけじゃ不十分。

旅×ノマドワークを実現するには電子機器が不可欠だ。旅行中も自宅にいるかのようにインターネットの世界にアクセスできるというのは素晴らしいことで、それは何も旅先だけのことではない。たとえば日常の生活。出先のカフェでブログを更新したり、仕事をしたりとそういう場面を思い浮かべてみてほしい。

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先日、新宿の紀伊國屋書店からの帰りにサザンテラスにあるスタバを通りかかったのだけど、店内カウンターにはMacBookで作業する人が3人もいた。どいつもこいつもMacBookだ。他の選択肢はないのか!という妬みはさておき、羨ましいかぎりである。

一昔前では重さやバッテリー駆動時間の都合でまったく使い物にならない印象だったけど、時代は変わったのだね。

ここで言いたいのは、モノの最小化と軽さがノマドワークの大事な要素だということだ。なんでも持っていけば、たしかに便利だけど、重くなる分、自由も失われる。ここで紹介するのは旅×ノマド起業家の成瀬勇輝さんの持ち物リスト(電子機器編)である。

この本には海外でノマドワークを実現するためのノウハウが詰まっている。

 「旅の必需品(電子機器編)」の目次

1、タコ足付き延長コードと変換プラグ
2、シムフリーのスマートフォンとシムカード
3、ノートパソコン
4、パソコンケース
5、iPadやKindleなどのタブレット
6、ポータブルHDD
7、各種充電器
8、デジタルカメラ

 02、旅の持ち物リスト(電子機器)

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1、タコ足付き電源タップと変換プラグ

コンセントの数が限られている場合にタコ足電源タップは便利。必ず用意して行こう。次が重要だ。国によっては規格の違いから日本のコンセントの形状が使えないため変換プラグが必要だ。一つで間に合わせようと思ったら、ユニバーサルアダプターを用意するといい。無印良品のものはシンプルなデザインで手頃な価格。

成瀬さんおすすめのユニバーサルアダプターは非売品らしく、見つけることができなかった。同じメーカー(LIFESYSTEMS)のユニバーサルアダプターは多少値段が張るが UK / US / EU / AU で使用可能で防塵(ぼうじん)、防水性能が高いという。しかもUSB付きだ。今では、こんな便利なものがあるのだね。

プラグ形状の問題はこれで解決できるとして、海外の電圧はどうなの?そういう疑問がでてくると思う。それについてちょっと答えておこうと思う。

多くの国が200V以上の電圧なのに対し、日本の電圧は100Vなのはご存知のとおり。これは世界でも珍しい。単相2線100Vの規格を使っている国は日本のほかに北朝鮮くらいだ。

電圧って何かというと、電気を流そうとする力で、水に例えると流れる水の高さ、つまり落差ということになる。滝のような場所では落差があるから水の流れが強い。川は上流から下流へと流れる。これは河口までの落差があるからで滝と比べると流れは弱いということになる。湖のような落差のない場所では水は流れない。

電子機器というのは精密部品で、高い電圧に対応していない。これは海外に限らず、日本の100Vでも電圧の調整が必要だ。でも、日常生活で電圧調整なんて意識したことがない。それもそのはずで、普段当たり前のように使っている付属のACアダプタというものが電圧調整の役割を果たしているからだ。

たとえば、ぼくの手元にあるロジテックハード外付けハードディスクのACアダプタ裏面シールの記載はこうなっている。

AC INPUT:100 – 240V
DC OUTPUT:12V

これはAC(交流)100~240Vの電圧をDC(直流)12Vに減圧しているということで、100~240Vの範囲であれば、このACアダプタが変圧器の役割を果たしてくれるから、新たに変圧器を用意する必要はないということだ。つまり、このまま海外で使える。これはACアダプタがある電子機器(携帯電話、ノートパソコンなどもあてはまる)すべてにおいて言えることだ。

もちろん、この範囲(100~240V)の範囲を超える電圧には専用の変圧器が必要になるけど、そんな国はガーナくらいしかない。しかもその程度の電圧差は対して問題にならないと思う。ぼくなら、変圧器なんて持っていかない。このあたりは、あくまで自己責任ということになるけどね。

2、シムフリーのスマートフォンとシムカード

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SIMカード(シムカード)は電話番号などの識別情報が記録されたICチップのことだ。このカードを本体に差し込むことでスマートフォンが使えるようになる。スマートフォンの中には特定のSIMカードしか使えないようにしてあるものがあり、この機能をSIMロックという。

海外で日本のキャリア(通信サービスを提供している会社のこと)のSIMカードを使うと、通信のすべてが日本経由なので莫大な通信料になる。現地キャリアのプリペイドSIMを購入して、現地の通信サービスを利用するというのが現実的な案(要は海外で通信費を安く抑えたいならSIMフリー携帯と現地のキャリアのSIMカードが必要ということだ)。

現地の値段で通信できるというのは、無料のWifiスポット以外でも、気軽にスマートフォンを使って情報検索できるということ。これは大きなメリットだ。

日常生活を思い出して欲しい。スマートフォンを使えば、地図や行き先までのナビゲーション、電車の発着や乗り換え、グルメ情報をあたりまえのように得られる。まったくの知らない土地(海外)でも同じように(とまではいかなくても)情報が得られるというのは心強い。

SIMフリー携帯は、できれば事前に用意しておきたい。海外で買う携帯端末(海外版)って現地の言語で、最低でも英語表記。日本語化ってなれない言語でやると結構面倒なので、日本にいる間に済ませておいたほうがよいからだ。

iPhone(SIMフリー)は高いけど、海外SIMカードを使う場合には一番ラクな選択肢かもしれない。SIMカードを挿せば設定なしにすぐに使えるということが多いからだ。Android携帯なら安いもので20,000円以下で手に入る。だけど、海外のSIMを使う場合にAPN(アクセスポイントネーム)の設定が必要。どちらを選ぶか、悩ましいところだけど、Android携帯を持っていく人は慣れない作業で困ることのないように、事前にしっかりと予習していくことをおすすめする。

ぼくはドコモを使っているのだけど、機種によってはSIMロック解除をしてくれるサービスもあるということを最近知った。

【即納】日本一の在庫数!?SIMフリースマホ専門店

現実的におすすめする選択肢としては4つ。

1、いま使っているスマートフォンをSIMフリーの端末に買い換える。日本では日本のキャリアのSIM。海外では現地キャリアのSIMと入れ替えて使う。

2、いま使っているスマートフォンのSIMロックを解除してもらう(ドコモ携帯の適応機種のみ)。

3、いま使っているスマートフォンとは別に安いSIMフリー携帯を持つ。

4、SIMフリー携帯は持たない。

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もし、SIMフリーのスマートフォンを持たないなら海外では無料Wifiスポット以外での(モバイルでの)通信を諦めよう。そして、iPhone、Android携帯に共通して言えることだが「データローミング」のチェックが外れていることを、まず確認してほしい。ここのチェックを外しておくことがとっても大事で、海外で”パケ死”しないためのすべてだ。

国際電話は基本的に出てはいけない。海外ではほとんどの国で携帯電話の着信にもお金がかかるからだ。話したければ「LINE」や「050call」などのIP電話で済ませればいい。

さて、無事にWifiスポットに着いたらWifiをONにしよう。モバイルでデータ通信を行えないのは痛いが、調べる手間とお金をケチった代償だからしょうがない。

3、ノートパソコン

航空券の購入や情報収集にはノートパソコンが便利だ。Wifiスポットは多くのホテルで無料解放しているし、スマートフォンでデザリング(端末にWifiルーターの機能を持たせること)すれば、モバイルでも使える。

「旅プロ」成瀬さんのおすすめはMacbook Air 13inch。Macbook Proは重かったらしい。Airがおすすめなのは薄くて、軽くて、速いというのが理由。SSD(フラッシュメモリに記憶する装置)でHD(ハードディスク)ではないので振動にも強いというのがいい。

Windows派は何を買えばいいかというと「Let’s note」が良いのではないかと思う。ところが最近、「Surface2を買いました」というブロガー、コヤマタカシさんのエントリーを見て、その安さからSurface2も気になっている。

詳しくは記事を見てほしいのだけど、まとめると”iPad よりもスペックが上で、Mack book Air よりも携帯性に優れているSuface2は「軽く文章作成もするけど、そんなに大袈裟なスペックは要らないから安いPCがいい」という人におすすめという内容。

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今更ながら Surface 2 を買ってみたけど、ビジネスマンにはかなり使えるのでおススメ!!

4、パソコンケース

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旅行中にパソコンの負担を和らげるためのケースがあったほうがいい。デザイン性と軽さ、iPadも入れられるという利点で「Cote&Ciel」のパソコンケースを使っていたという。

なんだこれ、お洒落だなぁ。

5、iPadやKindleなどのタブレット

ノートパソコンとスマートフォンで十分な気もする。ガイドブックや書籍を電子化して入れておくという使い方が推奨されていたけど、なるほどたしかに便利かもしれない。

6、ポータブルHDD(ハードディスクドライブ)

パソコンが壊れることもあるから、いざというときのためのバックアップ用ということなのだろう。写真や動画、音楽の保存先として使ってもいい。長期のノマドワーク前提だから、日常には必要ないかもしれないけど、参考になる。

海外旅行先での大事な写真が、帰ってきたら失くなっていたというのでは笑えないからね。

7、各種充電機器

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カメラ、スマートフォン、パソコンの充電器と、結構あるね。専用のトラベルポーチなんかに収納するとまとまりがいい。移動などで充電できない場合のために持ち運びできる大容量のモバイルバッテリーもあったほうがいい。

8、デジタルカメラ

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Canon Eosシリーズの5D、6Dの一眼はクオリティが高い。ちなみに、このブログの画像は”Canon Eos Kiss Digital N”で撮っている。もう使い始めて10年以上経ったと思うけど未だに現役。ぼくには、これで十分。いつかは、上位機種を使ってみたい。

ぶっちゃけこれ一台でまったく問題ないと思いますよ。それにしても、当時は10万以上したレンズキットがいまではこんなに安く買えるのか…。

ぼくのサブカメラはRICOHのGRデジタルだ。単焦点カメラで光学ズームがないので、使い方を理解する必要がある。カタログなんかのGRデジタルで撮ったサンプル写真は最高にアートなんだけど、同じような画像を撮れたことがない。

画質が良いというけど、キャノンEOSのほうが初心者にはわかりやすい鮮明さで好みだ。ポケットサイズで使いやすいというのと、ウンチクが語れるというなんともモヤっとしたおすすめしかできないのは、ぼくがこのカメラを使いこなせていないからなのだと思う。

スマートフォンでも画像は撮れるけどやっぱりそれなりなんだよね。一眼レフとコンデジの組み合わせは最高だと思う次第。

動画を撮りたいなら「GoPro HEROシリーズ」がいい。手のひらサイズというのがまず驚くし、それでいて軽い。HDムービーが撮れるすごいカメラだ。

オプションが充実していて、たとえば専用の防水ケースを使えば海や川でも使える。ヘッドマウントギアで頭に取り付けることもできるし、専用マウントで自転車やバイクに取り付けて走行中のムービーを撮るのも楽しそうだ。

動画コンテンツはこれからのメディアに必要不可欠だとか言われる。こういうアクティビティカメラの需要は今後高まっていくのかもしれないね。

あとがき

ノマドワーカーの持ち物リストというのは、見ているだけで楽しい。自分がそういったモノに囲まれて使いこなしている姿を想像するとワクワクする。

そういえばと思い出したのが、プロ・ブロガー立花岳志さんのノマドバックの中身だ。こちらも興味深かった。ノイズキャンセリングタイプのヘッドフォンなんて知らなかったぼくには、こういう製品が世の中にあるのか、と驚いた。

先立つものの都合で、そうそう手を出すことはできないけど、いずれはぼくもノマドバックを持って自由に歩いていきたい。

たとえ、休日だけでもね。

自由にカッコよく生きるためのライフスタイル!独学で極めるノマドワーカー



ホーボージュンさんという人がいて、実戦主義道具学(Amazon)という本を出している。昔はアウトドアに傾倒していて、この本が僕のバイブルだった(今でもそうだけど)。

使う予定もないのに、PENDLETON(ペンドルトン)の数万もするウールブランケットを買ってみたりした。

アウトドアナイフじゃ外でまともな料理なんてできないと聞いて「そうか、なるほど」と思う。料理もしないのに、料理包丁(ペティナイフ)と革のシースケースを用意して錆びさせてしまったのは今では良い思い出。

その本にでてくる”憧れの逸品”をほとんど揃えてみたけど、実際に使ったのは数回。それでも楽しかったなぁ。単なるモノ好きに映るかもしれないけど、男なんてそんなものなんだよね。

そういう馬鹿みたいな無駄なことに意味を見つけるってのが人生だし、生きるってことなんだ。

女の子だって夜寝る前、あした何しようか?誰と会ってどこに行こうか?だから何着ようか?って考えるでしょ?服って女の子にとっては大事だから。

それは日常の具体的チョイスで意識はしないけど、それがあしたどう生きようかってことと同じだってこと、たぶんいま無意識にはちょっとは感じてるはずなんだ。

ノマドワーカーの持ち物リストは、これまでの具体的なチョイスの積み重ねで、そういうリストにはその人の生き方が表れている。

ここに書いてあるものを一から揃えようとするのではなくて、あくまで参考に、自分だけのノマドバックを作り上げればいい。

一つひとつのモノを見て、意味を見いだせる場合とそうでない場合があるかもしれない。必要かそうでないか、なんて人によって違うからね。でも、遠回りして本当の無駄遣いにならないように、先人のバックの中身を確認しておくことは賢い行動だと思う。

新しい旅の持ち物リスト 『自分の仕事をつくる旅 グローバル時代を生き抜く「テーマのある旅」のススメ』(成瀬勇輝/著、ディスカヴァー・トゥエンティワン/刊)

-関連リンク-

01、必ず持っていくもの
02、電子機器 ←いまここ
03、衣類、その他備品


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