こうしてあなたはブラック企業に洗脳されていく。洗脳されないための2つのポイント

    

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ブラック起業については従業員の告発などが様々なメディアで取り上げられることによって明るみにでてきたけど、中には逃げ出せば良いのに逃げ出さない、新興宗教の信者のようにブラック企業に洗脳されてしまっている社員が存在することもわかってきました。そこには社員を洗脳して社畜に育て上げるための洗脳術まで存在しています。

私たちは、そうした洗脳術にハマらないよう彼らの手口をしっかりと頭に入れて置く必要があると思います。不本意な結果としてブラック企業に務めることになったとしても早い段階でそのことに気づき、逃げ出すことも可能になってきますよね。

いま、すでに働いてしまっている人でも遅くはありません。この本を読んでブラック企業が社員をどう考え、扱っているかを知れば、ムダな希望も消え失せるだろうと思います。もしあなたの身近にブラック企業で働く人がいるなら、そっとこの本を渡してみても良いかもしれませんね。

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ブラック企業の洗脳術にハマらないためのポイントは大きくわけて2つ。

  1. 実態を知ること。
  2. 洗脳する術を知っておくこと。

この本で実際の彼らの手口を勉強することができます。

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ブラック企業として定着した感のあるワタミの例。

無理というのは嘘吐きの言葉なんですよ

とは、日経スペシャル カンブリア宮殿の番組内でワタミ創業者・渡邉美樹が話した言葉。

「この言葉こそワタミという会社の本質を表している」

と、元ワタミ社員・A氏(30代男性)は言う。

たまの休みの日も創業者・渡邉美樹の著作の勉強、レポート作成に追われた。

「新卒で入社して、社会人の第一歩がワタミでした。なので、こんなものかなと。仕事は徹底したマニュアル化で、これにはどうすれば沿うか。そこだけを考えていました。だから接客でも何でも、咄嗟のとき、応用が利かない。如何にしてミスを他人に押し付けるか。これがもっとも気を遣うところ」

とは言うものの、外食業界の寵児として名を馳せたワタミ社員として働けたことを、今でもA氏は誇りに思っている。

「毎日が忙しく、何かを考える余裕がない。でも上司や同僚たちと一緒にいると、不思議な活気が出てくる。この会社に居続ければ、もしかすると自分も渡邉美樹のDNAを受け継いだいっぱしの外食マンになれるのではないか。と、ね」

「店長、副店長、社員、バイト、皆、仲良くてね。仕事が終わると皆でカラオケ行ったり、飲みにいったり。社員でも仕事できない奴は古株のバイトがカバーしたり。追い詰められた環境ほど、人間、素が出るというでしょ。自分の弱さも強さも、社員、バイト関係なく曝け出して、店舗を回していく。お客様に喜んで頂く。だから、仕事がキツくて辞める奴。文句言う奴。そんな奴は”裏切り者”と今でも思うし、腹立たしいですね」

「男が男に惚れるー。渡邉美樹に惚れ。本社のある役員に惚れ。店長に惚れ。どの上司も皆、男気溢れるいい男ばかりでした。だから最後までついていきたかった」

そんなワタミだが、A氏は30代を超えて、去らざるを得なくなる。

「自己管理ができていなかった。ある日の休憩時間、涙が止まらなくなってね。何か、体もだるいし。これは俺自身、弱気になってるなと。それで、もっと無理をした。そして倒れた。病院に行くと”うつ病”と診断された。ワタミに居続けたかった。でも、今の俺は限界だ。だから、そっと去らせてもらった。今でも、ワタミの看板をみると、頭を下げ、手を合わせたくなる。申し訳ありませんでした‥」

ワタミを離れて、しばらくの時間が経った今もなお、”ワタミの常識”に沿った行動を取るというA氏。

~中略~

転職後、その働きぶりは周囲から、今では死後となった「モーレツ社員」と呼ばれ、恐れられていると思っていた。しかし、転職先のある上司から「君は”使い勝手がいい”ね」と言われ、A氏のなかで何かが音を立てて崩れていった。

そこで働いているA氏の「毎日が忙しく、何かを考える余裕がない」という言葉にブラックな洗脳術の一端が垣間見えます。悲しいかな、中で働いている人は考える余裕がないという事実。つまり正常な判断ができるわけがない。実態を外から客観的に見なければいけない理由をわかってもらえると思います。

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つぎに、ブラック企業の社員を社畜にする洗脳術の例です。比較的わかりやすく身近な例を持ってきました。もちろんこれが全てではありませんよ。ここでは全てを紹介できませんが、”えっこんなのまで洗脳術なの?”ということまで書いてあります。

たとえば、ファミレスが新人アルバイトにかっこわるいTシャツを着せる本当の理由はなぜなのでしょう。考えてみてください。

「入社前は、面接時などでは本人の話に合わせて愛想よく振る舞う。で、入社したら、態度を豹変させる。一言も口を利かないとかね。これで新人はまず私のことを怖いと思う。ここが大事だね」

入社してしばらくは新人と目が合ってもすぐに逸らす。挨拶をされれば目礼だけで済ませる。徹底して新人の存在、そのものを無視する。

「これを続けると、新人に”何か自分は悪いことをしたのではないか”という心理が働く。そこにつけ込む隙ができる」

ただでさえ慣れない職場で緊張状態にある新人にとっては、経営者から無視されるだけでも精神的負担は大きい。こうした心理状態をブラック企業経営者は巧みにつくのである。

「新人が就業時間中に少しでも手持ち無沙汰にしていたら、その場でどやしあげる。そして、言う。”お前、会社にどれだけ貢献してるんだよ”と。これで新人は、まず俺の言うことには絶対服従する」

-こうした積み重ねで”社員”から”社畜”への洗脳が完了。以降、自分のことよりも先に会社のことを考えて動く社畜として、社に忠誠を尽くす。

相手を知れば、なんて事はなくて、知っているのと知らないのでは余裕の持ちようも違ってくるはずですよね。

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私も、いままでブラックな企業というのは拘束時間に対しての給料や福利厚生の待遇が悪い企業というイメージしかありませんでした。最近では、それらに加えて搾取まで行う企業も増えてきたのだそうです。例をあげると、渋谷109などのギャルショップの店員が着ている服は制服ではなくて、自社ショップの服ですよね?社販でお得に買えたと彼女たちは言いますが…。これからの新しいブラック企業の形になるかもしれませんね。

最後に、ブラック企業で生き残る術についても触れていました。

その答えはあたりまえなんだけど深い。

”社畜を演じて耐える”こと。



仮面社畜という言葉がでてくるのも昨今の就職事情と関係があるのだと思います。だって、すぐに転職や独立できる人なら良いけど、そうならない事情の人も一定数いるわけですから。


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