あなたも岡田斗司夫が好きになる。ロジカルシンキングって小難しいビジネススキルでしょ?と思うあなたはこれを読むべきだと思う。

    

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悩んでます。

何から書いて良いかわからないけど、最初の数ページを読んだあたりからぐいぐいとひっぱり込まれた。

あ~この本おもしろいわ。

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朝日新聞土曜刷りbeの「悩みのるつぼ」という人生相談コーナーがあるんです。

回答者は4人。

そのうちのひとりが岡田斗司夫さんというわけ。

論理的に解答するとはどういうことなのかという勉強になるんです。

つまりロジカルシンキングの具体例みたいな話。

でもね、ぼくが感じた魅力はそこじゃない。

根っこの部分に流れる愛情なんですよね。

読み終わったあと、あなたも岡田斗司夫ワールドに引きこまれていること請け合いです。

人生相談はそれこそ知恵袋とか発言小町でたくさんありますよ。

ネタとしてはおもしろい。

上から目線で叩きまくるみたいなね~。

あとはどうでも良い「オレも経験あるよ~」的な。

イケハヤ書店の人は気持ち悪いとぶった切っていたけど・・・。

「わかるよ、俺も昔はそうだったから」という勘違い説教おじさんが面倒

父親が大嫌いです‥‥‥◆相談者ー女子高生/10代 2010年5月15日/朝日新聞/朝刊

わたしは物心ついたときから父が嫌いで、母には「お父さんみたいにならないように」と、育てられてきました。 ~中略~ 母は父との結婚は失敗と言っており、わたしは離婚してほしいのですが、経済的なことを考えると無理です。父いる休日はイライラし、死んでほしい、殺したいという気持ちが強くなります。虐待でもされれば訴えられるのにと、楽しいはずの休日はストレスでつらくて泣くようになりました。どうすれば良いでしょうか。思春期という理由で片付けないでほしいです。

◆回答者/岡田斗司夫

「お父さんみたいにはならないで」。母はいつも言う。

不思議です。あなたは女、父にはなれません。なるとすれば母親でしょう。

なぜ母は、「わたしのような母親になるな」と言えないのか?ここがポイントです。「わたしのような母親」とはどんな母親でしょう。答えは簡単ですね。

自分に無関心・無頓着な夫と結婚し、離婚もできず、思いつく限りの愚痴を幼いころからあなたに言い聞かせ、やがて娘が「父など死ねばいい」と思い込み休日に泣いて過ごすように仕向ける母。

それが「わたしのような母」です。

ではどうするか?

本当に最悪の父なら、なぜ母は離婚しないのか?

これも簡単、ちゃんとストレスのはけ口があるからです。

自分の言い分を全部信じる娘に毎日悪口を言ってストレスを発散してる。だからは母は耐えられる。

つまりあなたの犠牲の上に、母は暮らしている。

ではどうするか?

相談者に対して、本質的な問題はここですよ、でもあなたの気持ちも良くわかる。あなたにとれる現実の選択肢はこれだけあって、具体的な行動はこうすれば良いと思う。

というアドバイス。

厳しいこと言っているんだけどなぜか読みすすめていくうちに温かな気持ちになるんです。

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う~んなるほど。

答えの一つひとつが面白い。

問題に対する考え方がよく分かる。

理詰めなんだけど、人間臭さもある。

このほど良いバランス感覚が読んでいて心地よいのだと思う。



これってビジネスシーンでの応用もできるんですよね。

後輩の悩みにここまで愛情持って接することができたら、信頼されて慕ってくれるはずじゃないですか。

人は役職上の立場から命令するより信頼関係で動かすことが大事ですからね。

というわけで、クソみたいななロジカルシンキングの解説本よりよっぽどためになるからおすすめします。


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