Huluでおすすめのアニメは新海誠の「言の葉の庭」です

    

Huluというのは定額制の動画配信サービスです。最近では、テレビをほとんど見なくなって、もっぱら映像といえばHuluばかりになりました。サービス開始から使い続けているぼくから感想を述べさせてもらうと、ここ最近のHuluの充実ぶりはスゴいです。

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じつは、Huluはアニメも充実しています。先日も、庵野秀明監督の「新世紀エヴァンゲリオン」を見つけて懐かしい気持ちになりました。「ちはやふる」なんかはタイトルは知っていても内容はほとんど知りません。どちらも時間のあるときに見ようと思います。

さて、最近のHuluでおすすめの、短時間でサクッと見れる恋愛ものアニメはなんでしょうか? と聞かれたなら、いまは迷わず「言の葉の庭」です、と答えるでしょう。「言の葉の庭」は新海誠監督の2013年に公開された短編アニメーション映画です。

梅雨の季節のある雨の日に、靴職人を目指す少年、秋月孝雄は都会の日本庭園の東屋(あずまや)でひとりの女性と出会いました。可愛らしい彼女の名は雪野(ユキノ)といいます。

彼女がなぜ、ひとり東屋で過ごしていたのかというと、人生の歩き方を忘れてしまっていたから(人生の再出発に踏み切れないでいたから)でした。

新海誠 言の葉の庭

別の雨の日に、同じ東屋で二人はまた出会います。次第に心を通わせる二人。名前も連絡先も交わすことのないまま、いつしか雨の日だけの、たまさかの逢瀬を重ねるようになりました。

ユキノはある時、万葉集の短歌を少年に残します。

「鳴神(なるかみ)の光りとよみてさし曇り、雨さへ降れや。君は留らむ」

新海誠 言の葉の庭

雷が鳴って雨が降れば、ここにあなたを留めておけるのに。

二人は雨の日だけの関係。

梅雨は明けようとしていたのです。



この作品で描かれているのは、出会って間もない男女が互いに引かれ合い、互いに手を伸ばせば届くのにその手前で立ちすくんでいる、そんな淡い恋の物語です。

毎日が慌ただしく過ぎていくなかで、気付けばぼくも30代。いまさら恋なんて・・と思うかもしれませんが、ちょっと立ち止まってこういう切ないラブストーリーに触れてみるのもよいものです。見終わったあと、心のなかがじんわりと温かい何かで満たされます。

ちなみに、嫁に勧めてみたところ5点満点で2点だそうです。

「男って単純なんですね」

と言われました。

そうです、男って単純なのです。

映画のラストは孝雄と雪野、二人が出会った年の冬で終わる。その後のストーリー、映像版では語られなかった続きは小説で。これでいくらかすっきりすることができました。


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