なんでパクらないの?効率が悪い人のための「自分メディア」の育て方

    

自分メディアの育て方を学びましょう。自分メディアが何かというと、細かいこと抜きにすれば個人のブログということになるでしょうか。建前としては自分のブログに何を書くのも自由ですから、誰にも干渉されないパーソナルな表現の場ということになります。実際にはそんなことないのだけどね。

ここでは自分メディア=個人のブログと定義して話を進めることにします。

自分メディアってスゴい!

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自分メディア(ブログ)の醍醐味は、個人の興味関心や考えたことを多数に向けて発信できるということです。それに対する反応だって、コメントや訪問者数となってダイレクトに返ってきます。わたしはこう考える、あなたはどう? 自分メディアを持っていなければ、せいぜい知人や家族に話す程度でしょう?

下世話な話で申し訳ないけれど、お金にもなります。これをマネタイズ(収益化)といいます。このブログでいうと、「本を読む ⇒ 面白かった ⇒ 読者に勧める」というのがそれです。

ここでは書ききれないほどの魅力があるのですが、要は自分メディアってスゴい! ってことなのです。こんなワクワクすることが一個人でできるなんて10年前には想像もできなかった。

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ただし、大前提としてそこには読まれる、選ばれるメディアになるという高いハードルが待っています。自分メディアは読まれないと意味がないですからね。まずは多くの人に存在を認知させ、ファンを獲得することです。

ハードルが高いのは、以前より自分メディア(ブログ)を始める個人が増えてしまったから。つまり分母が多くなったからで、そうなると必然的にあなたの自分メディアは大多数のなかに埋もれてしまうのです。だって、20人に1人が個人ブログを持っている時代ですからね。

たとえるなら、広大な森林にポツンとある1本の幼木です。集中して養分をやって一気に成長させなければいつまで経っても陽が当たりません。なぜなら、周りも同じように成長するからです。このままだと、暗い森の中で朽ち果ててしまう。

なんでパクらないの?

夢を壊すようですが、残念ながら多くの自分メディアはもともと蓄えていた養分が、いつか尽きて(あきらめや飽きがきて)朽ち果てる運命のようです。そうならないためには少しでも早く、多くの陽の光が当たるようにしてあげなければ。それには一体、どうすればよいのでしょうか。

あなたにプログラムの知識があれば、自身でウェブサービスやブログテンプレートなどを開発するという手もあるでしょう。そのサービスが成功する過程で必然的に認知され、自分メディアも成長できます。

では、いまからプログラムの勉強、する? いやいやちょっと待って、しないでしょう? なぜならプログラムの知識のない一般人にとって、この方法で自分メディアを育てていくのは大変効率が悪いのです。しかも時間を無駄にするリスクも高い。

何事にも効率のよいやり方というものがあるように、自分メディアの育て方にも、近道はあります。それは何かというと、ブログの成長モデルを模倣(パクリ)することなのです。

コンテンツをパクるというわけではありませんからね。巨大な自分メディアにも初期の無名の時代があったと考えると、そこからどのように成長したのか? 成長を加速させたエンジンは何だったのか? を学びとること、すなわちステージごとの成長モデルをパクることです。

成長のお手本は、自分が模倣できそうなスタイルに絞って選ぶべきです。たとえば「chikirinの日記」は、おすすめです。ここは、もとはといえば無名の会社員ブログでした。とくに際立った独自のサービスがあるわけではありません。あるのは頭で考えたこと(記事)。

ああ、なるほどひっかかるとはこういうことか。

肝心の記事は、なんというか微妙にひっかかる内容が多い。ものごと難しく考えないでシンプルにしよう、みたいな論調。実際は世の中って利害関係の絡み合う複雑系でできているから、シンプルイズベストで片付けられることなんてほとんどないと思うんだけど。例をあげるとこの記事。ここまで言い切るのは清々しいなあ。

生活保護以外、すべての福祉を廃止したらどう?

なぜ心情的にひっかかるのか、久しぶりにこのちきりんエントリーを読み直しながら考えたみた。なるほど、言ってることは実現性に乏しい、にも関わらず、「超いー案じゃない? そんじゃーね」とボールを豪速で投げ放つ。それは極論ゆえに中間の論議をぶち壊しにする。だから”ひっかかる”のです。

詳しく説明しましょう。もし社会福祉を生活保護だけにしたら、日本は、より確実に貧者の国になるだろうと思うのです。というのは、いまより生活保護需給率は格段に上がるはずだからです。一度ハマったぬるま湯(生活保護受給)から抜け出せる人間はそう多くないでしょう? 楽だから、このままでいいやーと思ってしまう。

そのうち、生活保護受給家庭があたりまえの世の中になる。生活保護家庭の投票率は高い。いずれ”国民の生活保護が第一”なんて名前の政党が国政を動かすようになる。あははは。で、おまえならどうするかって? あえて言いますよ。ここ大事です。それはずばり、現状維持。

なぜかというと、人間切羽詰まらないと行動できないからです。いまは崖っぷちじゃない。いったん谷底まで落ちれば嫌でも行動しますよ。たぶん、時期じゃないのです。強いていえば、いかにソフトランディングするか。

こういうひっかかる記事は、考えさせられます。ちきりんさんうまいなぁ、と思います。おそらく、もっと自分のアタマで考えろという皮肉をこめたメッセージ。自分のアタマで考えようという著書があるくらいだから、そうだろうな。

自分メディアの成功の要素に”ひっかかる記事”というのはたしかにあると思います。炎上ともいいますが一定の共感を得ているという点で、巷(ちまた)の炎上案件とは、まったくもってその性質が違うのです。



自分メディアで成功するための成長エンジン

ここまで書いてみて気づいたのは、自分メディアが効率よく成長するには、記事の良し悪しよりも”ひっかかるかどうか”なのです。でも、それだけでは不十分。もうひとつ大事な要素がある。それは何かというと成長エンジンです。成長エンジンの役割は、情報の伝達と、その規模の拡大です。

ちきりんブログがブレークしたときの成長エンジンは何だったかというと、それは、はてなブックマークでした。いまの「ちきりんブログ」を見てもにわかには信じられないかもしれませんが、たしかにそうなのです。

このブログ「kakujin」でも、はてなブックマークのブログパーツが多いのには理由があって、それはもうお気付きのように、”はてブ”が今でも成長エンジンだと信じているからなのです。

このブログで使っているはてなブックマークのブログパーツはこちらのはてなブックマーク公式サイトから手に入れました。

また、はてなブックマークを付けるとき、一緒にコメントも付けてくださる方のために記事の最下部にブックマークコメントを表示させるようにしました。WordPressサイトだとコードの追加などがあって小難しいので、こちらはHatena bookmark anywhereというプラグインで対応しています。

個人ブログがブレークするには、ネット上で影響力を持つ人や人気のウェブサービスとの親和性が大事です。勢いのあるサービスは数年ごとに変わっていくといいますが、いまのところはてブでホットエントリーすることが強力な拡散力を持つことに変わりはないようです。

以上、参考になれば幸いです。

kindle版もあります。すぐに読みたい方はこちらから。

「Chikirinの日記」の育て方


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