日本人のためのロジカルシンキング実践法その1。OPQ分析で読み手の疑問や関心を掴む!

    

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なぜ、書く技術が必要なのか?

最近”ブログを更新するのが億劫”です。書くことは好きなのに。書きたい気持ちはあるのに。書こうとした瞬間、何を書いて良いかわからなくなり頭も真っ白になります。
同じような気持ちになったブロガーさんはいませんか?

ここは書評ブログです。他所(よそ)の書評ブログはどんなことを書いているのか片っ端から読んでいくのだけど、やっぱり私とは何か違う気がします。そもそも、引用が少なくて、気の利いた切り口というのでしょうか。独自の何かを感じられるような気がするのですが、うまく表現できません。

たぶんというか、書く技術がないのだろうと思いますから、少しずつでも勉強して慣れていくしかありませんね。

書くことはどのようにして学ぶことが、いや鍛えることができるのか?書くことによって、というのが唯一正しい答えである。

書くのが苦手な人は書くことをできるかぎり回避する。そうして苦手意識をつのらせる。さらに書くことを回避する。この悪循環を断ち切るには、嫌でも書くしかない。

http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-716.html

なるほど、深い。

どうして良いか、わからないけど、書くしかないってことのようです。だからといって、近道はあるだろうし、もちろん回り道もある。それなら近いほうが良いですよね。

私がブロガーとして必要な技術は、読み手の関心を引き出し、紹介する本を”読みたい”と思わせる説得力ある文章です。どちらかというとビジネスで役立ちそうですね。ははは。

「考える技術・書く技術」は著者 バーバラ・ミント女史がマッキンゼーで教え始めて以来、コンサルティング会社の定番図書となっているそうですが、理解が難しくハードルが高いため、あえて最初の一冊目は本書を選びました。

「考える技術・書く技術」という名著をさらに日本人向けに加筆したもので、レポートラィティングの技術わかりやすく学ぶことができるからです。

というわけで、これから”入門「考える技術・書く技術」日本人のロジカルシンキング実践法”から学んだことを5回の記事に分けて紹介します。

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国語教育の誤解

本題に入る前に、まずは国語教育の誤解を解いていきましょう。

  • 書きたいことを書きなさい。
  • 起承転結で書きなさい。

これらの誤解がおきるのはなぜでしょうか。

書きたいことを書きなさいというのは読み手のことを考えていないですよね。自分の思いつきを書くなら個人的な日記で良いはずです。果たして僕がいままで書いたエントリーは読み手の関心や興味を引けていたのだろうか。

起承転結で書きなさい。つまり結論は最後。そもそも、起承転結というのは漢詩の構成を表したもので、ストーリー構成のひとつの型に過ぎません。ビジネス文書では結論を冒頭に持ってくるのは常識ですよね。伝わりやすい文書というのは読み手を意識して、結論を最初に持ってくる文書ということになります。

こうしてみると、日本人がロジカル表現を苦手とする本当の理由は日本語特有の起承転結のような構造だったり、国語教育からくる誤解が原因のようです。

読まれる文章の特徴

読まれる文章ってどんなものでしょう。それにはまず、読み手がなぜ、あなたの文章を読むのか考えなくてはなりません。何か疑問を持っていてなんとか解決したい。そう思っているからわざわざあなたの文章を読もうとするのです。そこに求める答えがあなたの伝えるべきメッセージとなります。そういった読み手が求めるメッセージがない文章は読まれるわけがないのです。

読まれる文章を書こうと思ったときに、想定する読み手に対しての深い理解・洞察はとても大事です。中には読み手があなたの設定するテーマに対して関心を持っていない場合もあります。その場合でも原則は変わりません。関心を持ってもらえるよう読み手の立場に立って考え、努力がすることが必要となってきます。

 OPQ分析で読み手の疑問や関心を掴む

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読み手の疑問を理解して考えるツールとしてシンプルなOPQ分析を紹介します。

  • O:Objective(望ましい状況)
  • P:Problem(問題、すなわち現状とObjectiveとのギャップ)
  • Q:Question(読み手の疑問)
  • A:Answer(答え/文章の主メッセージ)

望ましい状況と現状の差(ギャップ)が問題となります。その問題を解決するにはどうしたら良いのか?という読み手の疑問に答えることが、あなたが読み手に伝えるべきメッセージなのです。

ギャップを比べる際に大切なことは同じものさし(同じレール)で比べることです。

OPQ分析のコツを教えます。

  • まず、読み手の目線でOPQを考えてみてください。読み手のOPQがわからないと、説得力のある文章は書けるはずもありません。
  • 比較のレール(トピック)を外さない。比較のレールがおかしいとO:ObjectiveとP:Problemの比較そのものができません。
  • 文書の主メッセージはQに直接答える。つまりA:AnswerがQ:Questionに答えるものでなくてはならないということです。

読み手は何に関心を持っているのでしょうか。そして読み手の疑問は何でしょう?そのことを明らかにするツールとしてOPQ分析を紹介しました。

OPQ分析は、この記事の例で考えてみると理解が深まります。

  • レール(トピック):レポートライティング
  • O:レポートライティングが上手くなる。
  • P:レポートライティングが下手。
  • Q:どうしたらレポートライティングの技術が向上するのか?
  • A:これから紹介する本を読んでライティングに取り入れるべきである。

上の例だと主メッセージはA:Answerの”これから紹介する本を読んでライティングに取り入れるべきである”という部分になります。

でもなんで?なぜそう判断できるの?たしかに、そう思いますよね。ここで、新たなQつまり、新たな読み手の疑問が生まれました。

次回へ続きます。

日本人のためのロジカルシンキング実践法その2。考えを具体的な形にしていくためのシンプルな方法!
http://www.kakujinblog.com/post-586/



まとめ

ブログの書き方なんてたくさんありますからね。別にレポートライティングのような書き方でなくとも良いのだと思いますが、書評ブログのように、本の魅力を伝 えておすすめする場合に説得力がでます。また、読み手のことを考えて求める答えが文章の主メッセージとなりますし関心がない相手にも関心を呼び起こす書き方が学べますからブログで読者を獲得するうえでの参考になります。なので、覚えておいて損はないと思います。


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