「オールタイムベスト、とっておきの一冊」の記事一覧

“好き”の変節と絶望感を味わうライトノベル。「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」

「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」(桜庭一樹/著、角川文庫/刊)

桜庭一樹「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」の読後感が”胸くそ悪い”と聞いたので興味本位で手にとった。なんてことはない。ライトノベルだから軽いに決まってる、と侮っていたら後半にかけて物語が一気にドス黒・・・

ドグラ・マグラの著者、夢野久作による短篇「瓶詰めの地獄」

「瓶詰めの地獄」(夢野久作/著、角川文庫/刊)

「瓶詰めの地獄」(夢野久作/著、角川文庫/刊)はドグラ・マグラの著者、夢野久作による短篇集で「死後の恋」など六編が収録されている。今回はそのなかの表題作「瓶詰めの地獄」について。 「瓶詰めの地獄」は瓶に封入されていた紙片・・・

小物のためのセルフブランディング戦略

とある記事を読みました。 弱小ブロガーにセルフブランディングとか必要ないですよ? 要は、良質な記事を書いていけば、リピーターにつながるということです。”誰が書くか”より、”何を書くか&・・・

30代になったいまでも読み返してしまう金子みすゞの詩。そのなかでも特におすすめする4つを選んでみた。

金子みすゞ AC公共広告CM

金子みすゞ(みすず)の詩はせつなくて、どこかもの悲しい。それでいて希望のようなキラキラと光り輝いている何か。 金子みすゞは大正から昭和初期にかけて活躍した詩人。作品を発表していたわずか5年の間で、若き童謡詩人の中の巨星と・・・

読み捨てる漫画、そうでない漫画

「赤色エレジー」(林静一/著、青林堂/刊)

漫画は読み捨てるもの。そう書くと批判がきそうだけど、現にそうなのだ。別に悪い意味ではなくて、一度読むとこの先どうなるのかというワクワクや目新しさはなくなってしまうのだからしょうがない。 では、すべての漫画がそうかと言われ・・・

最高の読書 「夜と霧」

「夜と霧 新版」(ヴィクトール・E・フランクル/著、みすず書房/刊)

人生は短い。両手に抱えられる本はそう多くない。悲しいかな、読んでも読んでも、記憶からこぼれ落ちてゆく。それでも、良書と触れている時間だけは、いま、そこにあると実感できる。 美しい言葉、美しい文章、ときに笑い、ときに泣く。・・・

岡田淳といえばこれ!「二分間の冒険」は児童文学だけど、大人も”なりふり構わず”読むべき本

2410146

ラストでヤラれた。心がぎゅっと掴まれる。大人が読んでも、掴まれる。 児童文学作家、岡田淳といえばこれ。 大人も、なりふり構わず読むべし。 読み始めてから、読み終えるまで、ノンストップの読書タイムだった。 あらすじはこうだ・・・

ネットで話題になった「特殊清掃」という本がスゴい。自分に残された時間の希少性について考えるきっかけになった。

1910143

死んだらどうなるのか?哲学的な難題である。 「ゲームが終われば、キングもポーンも同じ箱に仕舞われる」 ポーン(Pawn)とはもちろんチェスの駒のポーンで、歩兵のこと。ネットで拾ったこの、人生になぞらえた名言に、なるほどと・・・

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