新しい本屋のカタチがいっぱい。今月号のBRUTUS(ブルータス)特別編と「ケトル Vol.18」は本屋特集!!

    

「ケトル Vol.18」4月号と「BRUTUS特別編集、本屋好き。」

古いのに新しい体験。「ケトル Vol.18」4月号と「BRUTUS特別編集、本屋好き。」には新しい本屋のカタチがあった。

それは、本好きの誰もが心に持っている本屋の原風景。行ったことはないけれど、見るとなぜかホッとする。そんな雰囲気の素敵な本屋がたくさん載っていた。

新しい本屋のカタチ

定有堂/鳥取

「ケトル Vol.18」4月号 鳥取の定有堂書店

最近、本はAmazonで買う。頼んだら翌日届く。便利な世の中になった。それに比べて本屋は不便だ。だけど、そこに行かないと感じることのできない雰囲気や思いがけない素敵な本との出会いってある。

そういう本屋は減ってしまったように感じるかもしれないけど、世の中探せばあるものだ。

写真は鳥取の定有堂書店だ。天井からは本のケースがぶら下がる。居心地がよさそうでいい。

「BRUTUS特別編集、本屋好き。」鳥取の定有堂書店

店内入って本のコーナー(画像左側)。ラベルにご注目。

たとえば「身体のトポス」「構造」「公共性の復権」、なかには「思索のヒント」なんてものまである(写真じゃ読めないだろうけど)。これはもう、分類じゃなくて、本屋からのメッセージだ。なるほど気になる本との出会いがありそうだ。全国の書店員の聖地になっている理由もわかる気がした。

外観(画像右側)はこんな感じ。つい見過ごしてしまいそうだね。それくらい街に溶け込んでいる。

定有堂の店主が「本屋と書店には違いがある」と言ってた。その言葉にガツン!とやられた。書店は本を商品として扱い陳列するスペース。対して本屋ってどちらかというと「人」。人と人とのコミュニケーションが心地いいスペース。

どちらがいいというのではなくて、客との対話を大切にする本屋っていうのもありかなと思う。

スポンサーリンク



たつのこ書店/松本

「ケトル Vol.18」4月号 松本 たつのこ書店

長野の松本。縄手通り商店街沿いの「たつのこ書店」は絵本専門店だ。こういうお店が近所にあったとして、どうだろう。自分なら子供のときのお気に入りの絵本を探す、なんて使い方になるのかなぁ。

ぼくの思い出の絵本はたくさんあって、なかでも「おしいれのぼうけん」は印象に残っている一冊。

つい最近、作者が古田足日(ふるたたるひ)さん、田畑精一さんだと知った。古田さんは「宿題ひきうけ株式会社」という児童文学書も出していて、そちらも買って読んだ。

なぜ、いまさら子供向け?と思うでしょ?いえいえ、児童向けといってもこれが、結構侮(あなど)れないんですよ。

蔦屋書店/函館

「BRUTUS特別編集、本屋好き。」 函館 蔦屋

無性に本屋に行きたくなって、新宿の紀伊國屋書店に立ち寄った。大型書店はお気に入りで、なんでも揃いそうな圧倒的な冊数が魅力。特定ジャンル以外の興味を見つけたいとき、休日を使って書籍コーナーを隅から隅まで眺めて周ることにしている。

そして時間がアッという間に過ぎ、夕方。慌てて帰宅。本を入れた紙袋が重くて帰りの電車で汗だくになった。

画像は函館の蔦屋書店だ。大きいね!広いね!ここは本のコンシェルジュで話題になった、代官山店/東京のノウハウをフランチャイズ化して、全国展開するためのモデルケースなんだって。

あ、これ欲しい。

ピノッキオ

0715140008

過去から現代へ。

イラストを見比べると面白い。ピノッキオが首吊られるシーンとか、次第に柔らかい表現になっていくという。そもそも、ピノッキオが首吊られるなんて知らなかったんだけどね。ははは。

こういうテーマを決めて本を集めるというのもいいなぁ。

函本

0715140009

函本(はこぼん)。こういう言葉自体しらなかったのだけど、どうやら本を収納する紙の箱(カバー)のことらしい。たいてい重厚な本に付けられる。

最近では函本なんてお目にかかっていない。純文学って読むのに気合がいる。

そういえば、司馬遼太郎の「坂の上の雲」早く読まないと…。

学生運動のグラフ誌

0715140007

ジャケのインパクトがすごい。タイトルがすごい。「日大闘争」ってタイトルがすごい。学生運動って、すごい。

いや、じつはね、学生運動のことよく知らないんだ。興味はあるのだけどね。

続・新しい本屋のカタチ

DARWIN ROOM/下北沢

0715140014

本屋に化石や隕石、昆虫標本があるとワクワクする。昔は切手や古銭を集める趣味があった。いまでは集めていないけど。

初めて買ってもらった古銭と切手は本屋で買ってもらったものだった。嬉しかったなぁ。

ぼくが夢中になるものはいつでも、本屋にあった。大型書店でたまに鉱物展とか昆虫標本展をやっている。つい立ち寄ってしまうのは、そういう過去の体験があるからなんだろうね。

写真は下北沢/東京の「DARWIN ROOM」という本屋。またひとつ行ってみたい場所が増えた。



あとがき

紙の質感が好きだ。本を読んでいる実感があるからだ。重いし、場所を取るから良いとこないのだけど、ページをめくる読書の感覚は紙の本でないと味わえない。染みや汚れも読書の歴史(だと思うことにする)。

活字中毒まで行かないけど、本が好きで、本屋の独特な雰囲気がたまらない。ブックカフェなんてお洒落なものも行ってみたいけど、ブックとカフェは基本別々でいい。

街の本屋では、ふらっと立ち寄って、何も考えずに直感で買うといい。近くに雰囲気のいい珈琲店があれば、なおいい。珈琲を飲みながら、本を読む。本屋巡りは楽しくなる。

だけど、現実はなかなかそうもいかなくて、ついネット注文で済ませてしまう。

だって便利だもの。

そんなこんなで、10数年。ふと気付けば、ぼくの街の本屋は無くなっていた。

-関連リンク-

BRUTUS(ブルータス)の2014年4月15日号を読んでいて思った。東京って良いなぁ。


スポンサーリンク



関連記事

このページの先頭へ